「事業再構築補助金を使おうと思っていたのに、もう終わったの?」
そんな声をよく聞きます。結論から言うと、事業再構築補助金は終了しました。
でも、心配いりません。後を引き継ぐ新しい制度があります。この記事でやさしく整理します。
事業再構築補助金は終了しました
事業再構築補助金は、コロナ禍で生まれた大型の補助金でした。
新しい分野への挑戦や、業態を変える取り組みを、大きな金額で支えてくれる制度でした。
その募集は、2025年3月締切の「第13回」で終わりました。
第14回以降の予定はありません。つまり、新しく申し込むことはできません。
後を引き継ぐのは「新事業進出補助金」
事業再構築補助金の役割は、「中小企業新事業進出補助金」に引き継がれました。
2025年6月から始まった、新しい制度です。
ねらいは似ています。
今の事業とはちがう、新しい市場や商品に挑戦する。そのための設備投資などを支える制度です。
いくらもらえる?
補助の上限額は、従業員の人数によって変わります。
- 従業員20名以下:上限 2,500万円
- 従業員が多い会社(101名以上):最大 9,000万円(大幅な賃上げをする場合)
補助率は2分の1(条件を満たすと3分の2)。
設備投資のほか、建物の建設・改修、広告や販売促進の費用も対象になります。
申請のスケジュール
今いちばん近い募集は「第4回公募」です。
- 応募期間:2026年5月19日〜6月19日(18時まで)
- 採択の発表:2026年9月ごろの予定
締め切りが近いので、検討中の方は早めに動くのがおすすめです。
GビズIDは必要?
GビズID:必要(プライム)
この補助金は、電子申請サイト「jGrants(ジェイグランツ)」から申し込みます。
そのため、GビズIDプライムが必要です。取得には時間がかかることもあるので、早めに準備しておきましょう。
もう一つ大事な話:2026年度に「統合」されます
知っておいてほしい変化があります。
新事業進出補助金は、2026年度に「ものづくり補助金」と一つにまとまる予定です。
新しい名前は「新事業進出・ものづくり補助金」になる見込みです。
制度はまだ動いている途中なので、申し込む前に最新の情報を確認してください。
まとめ
- 事業再構築補助金は、2025年3月の第13回で終了
- 後継は「新事業進出補助金」(2025年6月〜)
- 上限は2,500万〜9,000万円。設備・建物・販促も対象
- 申請にはGビズIDプライムが必要
- 2026年度に「ものづくり補助金」と統合予定。情報は流動的
「事業再構築補助金がなくなった」とあきらめる必要はありません。
新しい制度で、同じように新しい挑戦を応援してもらえます。
まずは、自社の計画が対象になりそうか、確認してみましょう。
※制度の内容・金額・締め切りは変わることがあります。とくにこの制度は統合に向けて変更が続いています。申請を検討する際は、必ず公式サイト(中小企業庁・新事業進出補助金)で最新の情報をご確認ください。