「補助金っていろいろあるけど、結局うちはどれが使えるの?」 中小企業の社長さんから、いちばんよく聞く声です。
この記事は、自社に合う補助金の見つけ方を知りたい方向けです。 数が多くて迷う補助金を、「目的別」にやさしく整理しました。 気になったものは、各記事でくわしく読めます。
まず「目的」で選ぶのが近道
補助金は「何に使いたいか」で選ぶと、ぐっと絞れます。 ざっくり、こう考えてください。
- 集客・販路を広げたい → 持続化補助金
- IT・AIで効率化したい → デジタル化・AI導入補助金
- 新しい設備・サービスに挑戦したい → ものづくり補助金
- 人手不足を機械で補いたい → 省力化投資補助金
- 賃上げと設備投資を同時にしたい → 業務改善助成金
① 集客・販路開拓なら「持続化補助金」
小規模事業者持続化補助金は、いちばん身近で使いやすい補助金です。 チラシ、ホームページ、店舗改装、広告などの「集客の取り組み」に使えます。
- 上限:通常枠50万円(賃上げなどの特例で最大200万円)
- 補助率:3分の2
- 個人事業主もOK
② IT・AI導入なら「デジタル化・AI導入補助金」
旧「IT導入補助金」です。 会計ソフト、予約・顧客管理など、ITやAIツールの導入費用を支えます。
- 上限:最大450万円(枠による)
- 補助率:2分の1〜
- 認定されたベンダーと一緒に申請します
③ 新しい設備・サービスなら「ものづくり補助金」
製造業にかぎらず、サービス業や小売でも使えます。 新製品・新サービスのための設備投資が中心です。
- 上限:中心の枠で最大2,500万円(グローバル枠は最大3,000万円)
- 補助率:原則2分の1(条件で3分の2)
④ 新分野への挑戦なら「新事業進出補助金」
かつての「事業再構築補助金」は、2025年で新規募集を終了しました。 その役割は「中小企業新事業進出補助金」が引き継いでいます。
⑤ 省力化・自動化なら「省力化投資補助金」
人手不足を、機械やロボットで補う取り組みを支えます。 カタログから選ぶ「カタログ注文型」と、自由度の高い「一般型」があります。
賃上げ・人に関するなら「助成金」も
設備や事業の補助金とは別に、厚生労働省の「助成金」もあります。 こちらは雇用や賃上げ、人材育成が対象です。
- 業務改善助成金:最低賃金を上げて設備も入れたいときに(最大600万円)
- キャリアアップ助成金:パート・契約社員を正社員にしたとき
- 人材開発支援助成金:社員に研修を受けさせたとき
→ 業務改善助成金のくわしい解説はこちら → 補助金と助成金の違いをやさしく比較
個人事業主の方はこちらも
「個人でも使えるの?」という方は、まずこちらを読んでみてください。
申し込む前に知っておきたい3つの基本
① ほとんどが「後払い」 先に払って、あとから戻ってくる形です。つなぎ資金を用意しておきましょう。
② ネット申請(Jグランツ)+GビズIDプライム 電子申請にはIDが必要です。取得に2〜3週間かかることもあります。
③ 「必ずもらえます」の営業に注意 高い手数料の代理店もあります。まずは商工会・商工会議所へ。
申請のコツは、こちらもどうぞ。
→ 補助金の採択率を上げる5つのポイント → 補助金の申請書の書き方 → 2026年 補助金スケジュールまとめ
まとめ
- 補助金は「目的」で選ぶと絞りやすい
- 集客=持続化、IT=デジタルAI、設備=ものづくり、省力化=省力化投資
- 賃上げ・人材は厚労省の「助成金」
- どれも後払い・Jグランツ・GビズIDプライムが基本
「うちはどれだろう?」と思ったら、目的にいちばん近いものから読んでみてください。
※この記事は2026年6月時点の情報をまとめたものです。各制度の金額・要件・募集時期は年度ごとに変わります。申し込む際は、必ず各補助金の公式サイト・公募要領で最新の情報をご確認ください。
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